ガス主任技術者試験 直前対策 模擬試験(ガス技術科目その1) ガス主任技術者試験 直前対策 模擬試験(ガス技術科目)です。本試験は27問中20問の選択です。 この模擬試験では、製造5題、供給8題、消費機器7題の構成としてあります。従ってここでは20題全て解答してください。 なお、けんてーごっこでは1回の試験の最大は10題ですから、2つに分けてあります。 勉強 - その他 模擬試験 Q1メタンの特徴で正しいものはどれか。 選択肢常温では空気より軽い、ただし0℃以下では、空気より重くなる。自然発火温度が100℃と比較的低い。爆発範囲は、4.9~15.4%飽和炭化水素の中では、最も科学的に不安定である。 Q2LNG設備に関する説明で誤っているものはどれか。 選択肢LNGベーパライザーは、オープンラック式はピークシェービングに、サブマージド式はベースロードに使われる。LNGベーパラーザーは、加熱源に大気を利用するエアフィンが般的である。LNGは、天然ガスを液化する前にCO2,H2S,重質炭化水素等が除去されるため、LNGを気化したガスは不純物をまったく含まない。 LNGが漏えいした場合、空気中の水分が露点以下となって白く霧がかかった状態になるため、漏えいを目視で確認できる。 Q3付臭設備に関する説明で誤っているものはどれか。 選択肢ポンプ注入式は、ポンプなどによって付臭剤を直接ガス中に注入する方式で、規模の小さな設備に適している。滴下注入方式は、加圧または重力により、直接ガス中に滴下する方式で、自動比例型と手動型がある。蒸発式は、付臭剤の蒸気をガス流に混合する方式で、設備費が安く、動力を必要としない利点がある。液付臭式は、原料LPG液中に直接付臭財を注入するもので、小規模なブタンエア専用事業場で採用できる。に Q4保全方式の分類で、誤っているものはどれか。 選択肢予防保全は、設備の使用中での故障を未然に予防し、設備を使用可能状態に維持するために計画的に行う保全をいう。事後保全は、故障が起こった後設備を運転可能な状態に回復する保全をいう。時間的保全は、時間を決めて行う保全で、一定の時間をおいて行う定期保全と時間の累積で行う経時保全がある。状態監視保全は、設備の状態に応じて行う保全であり、故障が予知できないような設備の場合に適用できる。 Q5環境対策についての説明で正しいものはどれか。 選択肢燃料をLNGに転換しても、LNGには硫黄を含むため、排気ガス中のSOXは削減できない。窒素酸化物NOXの削減は、窒素化合物の少ない燃料に転換するとともに、局部的に高温とならないよう燃料や空気の挿入方法をくふうしたり、滞留時間を短くする方法が取られる。最近の都市ガス工場では、水質汚濁物質は少ないものの、PHやBODが問題になっている。騒音防止対策としては、騒音の少ない機器の採用、防音カバー、ラギングなどを用いるが、十分な対策になっていない。 Q6最高使用圧力が0.3Mpa未満0.1Mpa以上の導管で使用可能な接合の方法はどれか。 選択肢溶接、フランジ接合溶接、フランジ接合、機械的接合溶接、フランジ接合、機械的接合、ガス型接合溶接、フランジ接合、機械的接合、ガス型接合、融着 Q7毎日の供給管理とは、刻々と変化するガス需要量から、ガス施設を効率的に運用し、需要家に安定した供給圧力でガスを供給することである。供給管理の項目として、最も不適切なものはどれか。 選択肢最近の気温と供給量の相関昨日の24時間供給パターンのの実績本日のガスホルダーの定期検査状況将来の事業者のガス供給量の伸び Q8フランジ接合関する説明で誤っているものはどれか。 選択肢フランジ接合は、組み立て取り外しが簡単なためバルブガバナ周り配管、屋内配管などに多く使用され、曲げモーメントのかかる場所でも気軽に使える。鋼管の場合は、ねじフランジを管にねじ込むタイプと、溶接により取り付けるタイプがある。フランジ接合面は、平らなものと一部突起があるものがある。内面に接合剤を塗り、パッキンをはさんでボルトナットで締め付ける。 Q9直埋型バルブの特徴で誤っているものはどれか。 選択肢土圧・輪荷重等に対し、十分な剛性を有する。管路から伝達される外力がバルブに作用する。長期的にシール性能が持続できる。防食性能が高い。 Q10延長500mの導管の温度変化による伸び量を計算せよ。 ただし、温度変化幅は30℃、導管の線膨張係数は1.2×10-6(1/℃)とする。 選択肢1 m 80 cm18 cm1.8 cm0.18 cm